まぶログ

脱サラ、移住、起業、地域活性化、まぶログのリアルな体験記

駅前のバル8周年に想うChatGPTと人間の向き合い方

3月23日(木)お陰様で 駅前のバルは8周年を 向かえることが出来ました。 サプライズで「じざかなかま」がお祝いに お店に駆けつけて下さったのですが 実は当日の朝の仕入れの際に漁師さんから 「馬淵くん今日夜なんかあるんやろ?俺忙しかけんあんま行きた…

百笑屋という漢との仕事

現在、地魚BANKが取り組んでいる地魚に合うワイン造りプロジェクト。 ワインの醸造はもちろんのことそれを建てる事業用地の確保、醸造に使うブドウの栽培、その畑の整備、乗り越えなければならない課題は山ほどあります。 まず、用地の確保については法律や…

新年あけましておめでとうございます

怒濤の年末を乗り越え這うように家族が集る実家にたどり着くも力尽き果ててしまい年越しそばを食べる事も無く・・・気絶するように寝て起きたら新年を迎えておりました。 それでも1日しっかり寝ればスッキリ!チャージ完了! 正月早々から 「地魚に合うワイン作…

【修猷館高校SYC研修】生徒からの感想

先月実施した母校の生徒達を対象にしたフィールドワーク。 感想が届きました。 今回の講座(テーマ「漁業」)から、どのようなことを学びましたか? ・漁村を見学したり、地域の方のお話を聞いたりする中で、地域を発展させていくには地元への大きな愛と成功…

満の梅

今思えば2019年12月に実施したバスク視察には運命的なものを感じる。 その後世界中がパンデミックとなり移動が出来なくなったこともだけど全てにおいて、これ以上無いタイミングだったと思う。 あれから2年、あの地で見てきたものや聞いてきたこと感じた魂に…

積極的に生きる

ある朝、起きてすぐトイレに行くと目の前が真っ暗に。 ふらつく身体を持ち直しリビングに向かったがどうにも心臓が苦しい。 鼓動が、早い。 実はそれまでも脈がおかしいことはあった。 ただそれは通常「ドクドクドク・・・」が「ドックン」と大きく溜めてからう…

志摩の海鮮丼屋10周年④

うまい魚って、一体どういう魚でしょうか。 旬の脂が乗っている状態のことを指すのでしょうか。 いやいや脂の乗りだけじゃなくて旨味の素、アミノ酸の含有量が・・・ とにかく鮮度が一番!神経〆、血抜き、●●式で処理しました! さらにそれを嫌気性菌の繁殖を抑…

志摩の海鮮丼屋10周年③

10周年を前にして、当時私達の挑戦にGOを出して下さったある方に聞いたことがあります。 「あのとき何で僕達に任して下さったんですか?」 当時は糸島で活動し始めてから未だ1年余り。 それこそ海の者とも山の者とも知らないコンサル上がりの典型的な怪しい…

志摩の海鮮丼屋10周年②

2011年9月1日オープン当日。 大学のサークルの仲間からお祝いのお花が届きました。 他にもたくさんの方から置き場に困るくらい頂きました。 そしてそのお花が 「こんなにも勇気をくれるのか」 と、心の底から力が湧いてきたことを今でも鮮明に覚えています。…

志摩の海鮮丼屋10周年①

2011年8月30日9月1日のオープンを前にしたプレオープン前日の夜。 僕は自宅で高校時代からの友人と一緒にスタッフTシャツを作っていました。 デザインやロゴも高校の友人。併せて作ってくれたシルクスクリーンでインクを載せては1枚1枚手作業で刷る作業。 あ…

地魚BANKと産み出すローカルイノベーション

昨日は九州大学でお話する機会を頂きました。 駅前のバル常連様のある先生に 「学生に地魚BANKについて話して下さい」 とお店でご依頼頂き全然良いっすよ~と安請け合いしたのですが蓋を開けてビックリ。 「新たなエネルギービジネスのアイディア創出とビジ…

きんなかなっとうまめも

糸島地魚ツーリズム推進協議会。(Itoshima Fishery Tourism Promotion Association) 昨年度より農林水産省の農泊(渚泊)推進事業に採択され活動しております。 コロナの影響で、観光・宿泊事業は大きな影響を受けていますが 「糸島の漁師(生産者)が、伝統…

新型コロナ禍でも黒字を実現した飲食店の挑戦⑤

第5回目は「武器を増やした」 そういうと少し仰々しく聞こえるかもしれませんが簡単に言うと「できることを増やした」ということです。 どうせお店を開けることが出来ないのならお客さんが減って暇になるのなら、その間で少しでもレベルアップしよう。 そう…

新型コロナ禍でも黒字を実現した飲食店の挑戦④

第4回目は「仲間の夢を全力で応援した」 まずは前回コラムの「投資した」の続きです。 一つ目の投資先は「人、スタッフ」残り二つは「本」と「新しい店舗」です。 「本」については特に起業して以来、ずっと安定的に続けている投資。 ただこの期間はペースが…

新型コロナ禍でも黒字を実現した飲食店の挑戦③

第3回目は「投資した」 飲食店は完全にリモートで出来る仕事ではありません。 もちろんテイクアウトやドライブスルー方式にシフトすることで接触割合を減らすことは出来ますが料理を作るためには厨房に行かないといけませんし食材を仕入れるためにはお店に…

新型コロナ禍でも黒字を実現した飲食店の挑戦②

第2回目は「最速で新しい事業を立ち上げた」 コロナの影響が出始めたのは4月からでした。 実際3月末の3連休はGW並に忙しかったです。 おそらくコロナのリスクを避けるため、春休みの遠出が難しくなり近場の観光地として、糸島が選ばれたのではないかと思…

新型コロナ禍でも黒字を実現した飲食店の挑戦①

新型コロナ禍の中で断固として決めたこと。それは 「今期(弊社は7月決算)の黒字化」 飲食業を主たる事業としている弊社にとってこの状況は簡単な状況ではありません。 営業自粛の影響は大きいし自粛が解除された今(令和2年5月26日)も客足は戻っていませ…

地魚の未来を担う!保育園児への地魚供給、今年度もやります!

企業主導型保育園を経営されている(株)オズカンパニー堤先生の 「子供たちに美味しい地魚、美味しい食事を食べさせたい」 という熱意によって始まった 「直営保育園オズランドへの地魚を中心とした糸島食材の供給事業」 昨年度の成果報告を行いました。 全…

省いて省みる

厚労省とか財務省とか行政組織に何故「省」が使われているのか、考えたことありますか? 僕自身は今読んでいる安岡正篤著の「易と人生哲学」に出会う前は考えもしませんでした。 答えは大抵「そもそも」。すなわち歴史にありました。 一部抜粋します。 人間…

第2回地魚博覧会③

次の一歩を考えることそれはすなわち「本当に残すべき価値とは何か」について考えること。 スペイン・バスク視察での最大の学びは「制限することの大切さ」だとお伝えしました。今回の博覧会でどうしても皆さんの心に刻み込んで欲しかったのは昨年正式に漁が…

3月6日

ちょうど一年前の3月6日は今の深江の家に引っ越した日。 その日は朝から雨で引っ越し作業が思うように進まなかった。 そのこと以上に今まさに始まろうとしている新しい生活に対して自分達でも驚く程、心の準備が出来ていなかったため鬱々とした気持ちだった…

地域マネージメント論を受講した学生からのレポートが泣けて仕方ない

僕は人に教えるということが苦手です。少しだけ糸島の小学生サッカーのコーチをしたときも言うことを聞かない子供たちに根気強く教えるよりは一人でボールを蹴っていたかったし、ラグビーのコーチや柔道の監督をしている方の話をいつも聞きますが、その忍耐…

地魚BANK的には新型コロナウィルスは逆にチャンスだと本気で思っている

新型コロナウィルス。 未だ感染者が出ていない糸島でさえマスクが無くなったりトイレットペーパーが無くなったりと戦々恐々としています。 そんな中、さらなる感染者を食い止めようと大変なリスクを負いながらも対応されている方には本当に頭が下がります。 …

第2回地魚博覧会②

今回地魚御膳は古材の森と志摩の海鮮丼屋、駅前のバルのスタッフと地魚料理研究家の佐藤彰子さんのコラボ! スタッフを交えた事前打合せはゼロ。 それでも事前の仕込みも含めてスムーズに進んだのは、皆さんが日々の仕事で培った「段取り力」の賜だと思いま…

第2回地魚博覧会①

第2回地魚博覧会、ご来場頂き誠に有難うございました! 「ギョラリートークだけでも参加費の価値がある!」「笑えてためになって美味しい時間を有難うございました!」「今後の活動楽しみにしてますし、出来る限り協力させて頂きます!」「ずっと笑ってたか…

地域活性化うまく行かないあるある

今年度から様々なコンサルティングのお仕事を頂くようになりました。 それ自体弊社にとって新しいことで本当に有難いことです。 今まで続けてきた仕事を評価して頂いてのことだと思うので 意気になって取り組んでおります。 ただ最近つくづく「あるあるだな…

結果的に超絶豪華なメンバーによるイカ捌き体験教室となりましたが・・・

(イベントで作った海鮮天丼)今日は福ふくの里とJAFさんのコラボイベント。 地魚BANKhttps://www.zizakanabank.com/としてサポートさせて頂きました。 ご家族も含めると総勢30名様はおられたでしょうか。 せっかく雨の中お越し頂いたので少しでも福吉のファ…

「生産者に学ぶ!糸島スタディツアー」 受付開始します

先日福岡県農業改良普及センター様より若手研修会の講師をご依頼頂きました。 研修会+懇親会のセットをご希望でしたので開催場所は駅前のバル。 白壁がそのままスクリーンになります。 恩師から「いつかこの経験が糧となるから」と福岡県農業大学校の非常勤…

2019年振り返り③「地魚BANKで最も手応えを感じたイベント」

令和元年は地魚BANK元年。お陰様で様々な挑戦をさせて頂きました。 その中でも大きな転機となったのは「海外インターン生の受入れ」「地魚博覧会」をきっかけに出会ったある地魚仲間からのアドバイスでした。「馬淵さん、農(渚)泊推進事業に挑戦してみませ…

2019年振り返り②「地魚BANKが初めて取り組んだこと」

今年一番最初のチャレンジは 「海外学生インターンの受け入れ」 すぐにでも地魚BANKの事業化に取り掛かりたい気持ちもありましたがお世話になっている地魚仲間から「力を貸してくれ」と言われたら断れません。 とは言え弊社にとっては全くもって初めてのこと…