まぶログ

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2019年振り返り②「地魚BANKが初めて取り組んだこと」

今年一番最初のチャレンジは

「海外学生インターンの受け入れ」

すぐにでも地魚BANKの事業化に
取り掛かりたい気持ちもありましたが
お世話になっている地魚仲間から
「力を貸してくれ」
と言われたら断れません。

とは言え弊社にとっては
全くもって初めてのこと。

しかも学生達は日本語をほとんど話せないので、
僕の拙い英語で何とかコミュニケーションを取りながら
2週間のインターン

想像以上に骨が折れました。

そもそも通常インターン生は日常業務に入る訳ですから、
志摩の海鮮丼屋と駅前のバルでの飲食業務だと
最先端のテクノロジーを学びたい(水産工科学科)学生たちとは
明らかにミスマッチ。

それでも学生達には

 

「学校がどうとか、課題がどうとか、研究分野がとうとかは関係ありません。
あなたの人生にとって宝物となるように積極的に学んで下さい」


と伝えました。

 

これは私が前職でアフリカのエチオピアに研修に行ったとき
上司から言われた言葉です。

実際エチオピアでの一か月は私の人生にとって
宝物のような経験となっています。

そう言ったからには彼らのために
必死になってプログラムを考えました。

漁師さんや漁協、加工会社、醤油屋さん
水産試験場、市役所、九州大学
ありとあらゆるネットワークを頼って
彼らの学びとなるよう、調整しました。

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本当にたくさんの方にお世話になりました。

それは同時に
地魚BANKにとっても大切なステップでした。

 

学生達のお陰でたくさんの方にお会いすることができ、
地魚BANKについてお話させて頂くことが出来ました。


実際にどれだけ彼らのためになれたかは分かりません。


それでも彼らは大学に提出するものとは別に

「Looking for my treasure

というタイトルのレポートを
私に提出してくれました。


それは同時に私にとっての宝物となりました。

地魚BANKが初めて取り組んだことは


「目の前の人を全力で喜ばす」


というとてもシンプルなものでした。

続いて実施した「地魚博覧会」も
ただただ純粋に地魚仲間が描くイラストとその裏側にある物語を
伝えたいと思ってのことでした。

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最後の写真はインターン生に

日本文化を知ってほしいと思い
「鮨なにわ」にお願いした
寿司握り体験の様子。

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今年を振り返ってみると
この二つのイベントをきっかけに
地魚BANKの活動が大きく加速して参りました。

(つづく)