まぶログ

脱サラ、移住、起業、地域活性化、まぶログのリアルな体験記

新年あけましておめでとうございます

怒濤の年末を乗り越え
這うように家族が集る実家にたどり着くも
力尽き果ててしまい
年越しそばを食べる事も無く・・・

気絶するように寝て起きたら
新年を迎えておりました。

それでも1日しっかり寝ればスッキリ!チャージ完了!

正月早々から

「地魚に合うワイン作り」

の原材料確保に向けて本格的に動き始めております。

もちろん私自身が農家となり
糸島でワイン用ブドウ栽培を始めることに
変わりはありません。

既に苗木は400本購入しておりますし
1月下旬には追加で2年生の苗も30本購入させて頂く予定です。

 

しかしその実が成るのは未だ未だ先のこと。

醸造免許を取得するためには
最低醸造量をクリアせねばなりません。

そのために必要な量のブドウが出来るのを待っていては
到底資金が持ちませんし
永遠に「鶏が先か卵が先か」を議論して前に
進まないことでしょう。

そこで我々のプロジェクトは

他地区産のブドウを購入し、徐々に糸島産の比率を高めていく

方針で進めています。

とは言え、都市型ワイナリーだけに限らず
各地で国産ワイン作りが隆盛の中
特にワイン用品種のブドウは全国で取り合いの状況とのこと。

新参者の我々が都合良く
他地区産のブドウを仕入れることが出来るかどうかは
未だ未だ不透明な状況です。

原材料の確保に向けて
ご縁にご縁を重ねて行き着いた先は
とある国営農地開発地区。


そうです。

前職開発コンサルタント時代に
嫌というほど携わってきた土地改良事業そのもので
開けた生産現場に行き着いたのです。

事業を興す側から、活かす側に回るかもしれない。

それはつまり
事業効果を算定していた側から
事業効果そのものを発現させる側としての
挑戦が迫っているということです。

古くから馬淵のことを良くご存じの方は
この「不思議な巡り合せ」に
驚き共感頂けるかと思います。

つくづく人生はご縁だなぁと。

まさか当該県内のワイン用葡萄の8割がここで
生産されているなんて。

まさかついこの間飲んだあのワインの
原材料ブドウがこんなに近くで作られていたなんて。

そして詳細は未だ書けませんが、
早くも、糸島で10年以上取り組んできた
自分達の商いが試される場面が訪れております。

場所が変わっても、地域や生産者に対して
自分達が大切にしてきたことを変えるつもりはありません。

他地区でも自信を持って貫いて参りたいと思います。

 

これからここでどんな物語が始まっていくのか
はたまた全く違う場所で違う展開を見せていくのか
はっきり言って、全く予想が付きません!

 

とにかく今年も自分達の運命に
体当たりし続けて行きたいと思いますので
何卒お力添えの程宜しくお願い申し上げます!

 

※写真は年末お歳暮で頂いた
姫島若吉丸さんの本鰆。

大切な方々に振る舞わせて頂き
大変喜んで頂きました!