まぶログ

脱サラ、移住、起業、地域活性化、まぶログのリアルな体験記

農大講義終了

一昨日レポートの採点が終わり今年度の講義は終了。


以下講義の感想

今回糸島での研修を通して、農家さんや直売所がどのようなことに取り組んでいるかを知ることが出来た。百笑屋の松崎さんからは実際に行ったイベントや農大生時代の貴重なお話を聞くことができ、イベント企画書を作成するにあたって非常に参考になった。地域マネージメントの講義全体を通して、自分が主体となって物事を作成し実行することは決して簡単なことではないと実感した。今後イベントなどを企画することがあるなら、この講義のことを振り返りながら企画作成に取り組んでいきたいと思う。

今回糸島の農業を見ることが出来たのはとても貴重なことだと思います。その中で特に印象に残っているものは百笑屋の見学です。百笑屋は経営の規模が今まで自分が見てきたものの中で一番大きく、また農業以外の土木業者がするようなことも行っていたので、驚きました。

今回の郊外研修は糸島という大きな区分であったが、郊外研修先の農家さんたちがイベントの企画としての対象としていたのは、自分達が住んでいる地元であると私は感じた。また、地域を信仰するにあたり大切になるのは「市」という大きなものより「町」などの小規模な範囲に限ることで、中身が濃いものになり、イベントそのものが対象としている地域に還元するものでなければならないと思う。将来的に私は、地域振興に携われる仕事につきたいと思っているので、今講義は参考になるものがたくさんあり、とても有意義なものであった。

 

講義の内容で特に面白かったのは「自炊男子」を読んで、感想を軽く発表することでした。先生の自費で本がもらえることもですが、感想をまとめて提出するなどを求められなかったことです。とても感想を言いやすい雰囲気で良かったです。また、先生の過去のイベント企画を失敗も含めて教えて下さったことです。様々な経験を経たからこそ、新しいことにチャレンジできるのだと思いました。「地域のために」というきれいごとではなく、やってみたいこと、任されたことには責任をもって全力で臨む姿勢が素晴らしいなと思います。見習いたいです。最後に、謝恩会で流すビデオを撮って頂いて有難うございました!先輩方が笑ってくれていてよかったです。

お忙しい中、糸島で郊外研修有難うございました。農家さんと直接話す機会は中々無いので、話を聞いていてとても楽しかったです。特に、アスパラ農家さんの話は学校でアスパラの栽培を手伝っている私にとっては、とても参考になりました。今度は是非海鮮丼を食べに糸島に行きたいです。

手応えらしきものは全く感じていなかったので嬉しさ半分
そこまで学びとってくれていたのなら、もっとちゃんとした講義内容に
出来ていたらと思う申し訳無さ半分。

それにしても90分×2コマの講義、本当に体力使う。
世の先生方は本当に凄いと思いました。

f:id:mab-log3:20180322181731j:plain

現地調査では
藤井グリーンファームさんと百笑屋さんにお世話になりました。

f:id:mab-log3:20180322181741j:plain

f:id:mab-log3:20180322181755j:plain

f:id:mab-log3:20180322181811j:plain

f:id:mab-log3:20180322182622j:plain

忙しい中本当に有難うございました。

ちょっとした裏話ですが
農大の講義が始まる直前に
宮沢賢治の農学校教師時代の物語を描いた
イーハトーブ農学校の賢治先生」作 魚戸おさむ先生
が絶版になることを知りました。

この本に描かれている宮沢賢治
今まで思っていたイメージとは違って
粋でオシャレで力強く
その仕事ぶりには憧れるばかり。

そんな素晴らしい本でも絶版になった後の
残った本は裁断されて粉々になるとのこと。

それは本当に悲しいし勿体ない。

奇しくもこのタイミングで賢治と同じく
農学校の講師になる機会を頂いた訳ですから
不思議な縁だと思い


「残っている本、全部買い取ります!」

と魚戸先生にお伝えしたところ
小学館に残っている本を全部かき集めて下さいました。

f:id:mab-log3:20180322184341j:plain

貴重な貴重な5冊。

来年度も農大講義を受け持つことになりそうなので
大切にしかるべきところに届けたいと思います。

「誓って言うがわたくしはこの仕事で疲れを覚えたことは無い」

そんな賢治の域に達するまでは相当時間がかかりそうですが…