2019年振り返り③「地魚BANKで最も手応えを感じたイベント」
令和元年は地魚BANK元年。
お陰様で様々な挑戦をさせて頂きました。
その中でも大きな転機となったのは
「海外インターン生の受入れ」「地魚博覧会」
をきっかけに出会ったある地魚仲間からのアドバイスでした。
「馬淵さん、農(渚)泊推進事業に挑戦してみませんか?」
農泊推進事業?何のこと?
その方は全く知らない私に丁寧にご説明下さいました。
「馬淵さんが地魚BANKでやりたいこと、この事業で出来るんじゃないですか?」
ただこの事業に取り組むためには、
協議会を設立する必要がありました。
今まで自分達だけの挑戦だったのが、
行政、漁協、事業者を巻き込んでのこととなると
全く勝手が違います。
(ここらへんの乗り越え方もとても勉強になったのですが・・・それはまたの機会に)
色々な方々のご指導のお陰で
「糸島地魚ツーリズム推進協議会」
を設立し、地魚BANKの活動に一部が
採択を受けることになりました。
それから一気に活動が加速していきました。
もう一度ざっと2019年の活動をざっと整理すると
・海外インターン生の受入れ
・地魚博覧会
・糸島地魚ツーリズム推進協議会の設立
・クラウドファンディング(HPの開設、地魚ラボの建設)
・保育園(オズランド)地魚供給事業
・糸島天然真鯛を楽しむ会
・ビアファーム×アーティストインレジデンス×地魚BANK
・ブラ船越
・ブライトリングジャパン×ICC×シェフインシーサイド
・地魚オリンピック
・福ふくの里コンサルティング
・スペインバスク視察・・・
その中でも最も手応えを感じたイベントは・・・
「ブラ船越」
船越の町を歩き、見て、学んで、体験して、食す。
船越という漁村が持つ、歴史、営み、人、地魚という価値を
地魚BANKの会員様の力を借りることで最大化する。
逆に言えば、会員様がいなければ絶対に出来なかったイベント。
一方でそのための舞台が用意出来たのは
弊社への漁師さん、地元からの信用があったからこそ。
それは謙虚に絶対に忘れてはいけないポイント。
そしてさらに忘れてはならないのは・・・
「海外インターン生のために企画した鮨握りイベントでの経験が活きた!」
つい一年前まで自分が鮨を握って人に教えるなんて
思いもしなかった。
だけど誰かを喜ばそうと思って企画したことが結果的に
自分の活動に活きていく。
「ゼロ」な自分に小さなに「イチ」を足してきた結果、
新しい価値を作り出すことが出来る。
他の人からすれば小さな一歩かもしれないけど
地魚BANKにとっては大きな大きな一歩でした。
ご協力頂いた漁協、漁師さん、有田さん、地魚BANK会員の皆様、
九州大学清野先生、鮨なにわの若女将、渡邊家ご夫妻、
本当に有難うございました。
今後の地魚BANKの方向性に大きな影響を与えたのが
スペイン・バスク視察!
こちらの振り返りはまた来年。
お正月休みの間に、じっくりまとめます。